◎電子図書館サービスLibrariEを導入するメリットは?
⇒図書館利用者にとってのメリット:
・図書館に直接足を運ばなくても、365日・24時間、また遠隔地からでも電子書籍を借りられるメリットがあります。
・自宅や勤務先の近くに図書館がない方、また出張や旅行先からでも、インターネットにつながった端末(パソコン、タブレット、スマートフォン)があれば、電子書籍を借りられます。
・高齢者や視覚障がいのある方、入院中の方などにとっては、電子書籍の文字拡大・反転機能、自動ページ送り機能、音声読み上げ機能など電子図書館ならではのアクセシビリティが大きなサポートとなります。
⇒図書館にとってのメリット:
以下の諸点があげられます。
【事務処理・管理上のメリット】
・カウンターでの貸出・返却業務や、督促業務が不要です。
・蔵書場所を取らないので、館内スペースの有効活用につながります。
・資料の紛失・汚損や盗難の心配がありません。
【図書館の利用者サービス上のメリット】
・電子書籍はデジタル・ネイティブである若い世代に対する高い訴求力や学習効果が期待され、図書館の利用促進・読書推進につながります。
・電子書籍や自館の電子アーカイブをLibrariEで活用いただくことで、図書館の電子化が推進され、新たな利用者サービスの展開を図ることができます。
・LibrariEは、障害者差別解消法への有効な対策として活用いただけます。
・借りたい書籍をカウンター・スタッフに見られることを恐れて利用者がためらうケースもありますが、電子図書館であればそのような心配はいりません。
◎導入するために必要なシステム環境は?
⇒LibrariEは、クラウドにより提供されるサービスです。インターネットに接続したPC以外に、図書館側でご用意いただく特別なシステム環境はありません。
◎導入(開設)に要する期間は?
⇒通常、利用申込書をいただいてから、1か月程度で電子図書館を開設、運用開始いただくことが可能です。
◎利用者はタブレットやスマートフォンからも利用ができますか?
⇒iOS、アンドロイドいずれでも利用(貸出・閲覧)が可能です。
◎ビューワ用アプリのダウンロード、インストールは必要ですか?
⇒ビューワ用アプリのダウンロードは不要で、ブラウザ環境で閲覧可能です。
◎電子書籍の「ライセンス購入」とはどのようなことですか?
⇒LibrariEにおける電子書籍は、出版社または電子書籍取次会社との電子書籍公衆送信権許諾契約にもとづいて図書館へ「アクセス権」という利用ライセンスを販売するものです。(この「アクセス権」は著作権者の許諾にもとづいています。)
◎LibrariEのクラウドアクセスの方式は、利用者が端末に電子書籍コンテンツをダウンロードする方式とは違うのですか。
⇒LibrariEの電子書籍はクラウドからストリーミング方式でお読みいただきますので、利用者の端末にはダウンロード保存されず、印刷やコピーもできません。
◎利用統計や利用ログを取ることはできますか?
⇒電子図書館システムの管理者画面「統計管理」より取ることが可能です。詳しくは代理店までお問合せ下さい。
◎選書の方法について教えてください。
⇒LibrariE独自の「選書オーダリングシステム」を利用してオンラインで選書、発注が可能です。選書担当者が選書したコンテンツをカートに入れ、発注権限者が購入決定を行う、というイメージです。購入候補タイトルは、さまざまな切り口で検索・絞り込みが可能です。また残り予算を参照しながら選書・購入が行えます。
ご希望により、代理店経由でご提供させていただくタイトルリストからの選書も承ります。
◎利用者画面のレイアウト、デザインは変更できますか?
⇒電子図書館システムの管理者画面「利用者サイト管理」より変更可能です。
◎図書館システム(OPAC)との連携はできますか?
⇒図書館システムと連携するための各種APIをご用意しております。詳しくは代理店までお問合せ下さい。
◎地域資料など独自な電子コンテンツを加えることはできますか?
⇒可能です。独自コンテンツの分量等によっては別途料金が必要な場合がありますので、詳細についてはお問合せください。